東日本メルケル協会通信#001

with コメントはまだありません


日がな一日、ずっと眺めていても飽きないメルケル303ETのサイドロック・プレート。この銃の機関部には猟野をモチーフにした風景が濃密に彫り込まれています。
当協会には4挺のメルケル303ETが収蔵されていますが、一挺、一挺の彫刻の図柄が異なっていて、それぞれが個性的な表情をみせています。
銃に施された彫刻は所有する人のスタイルや好みを表現する手段として機能しており、それは銃を単なる狩猟や射撃の道具に留めないことを意味しています。
決して万人向けではないからこそ、一度、その魅力にとりつかれてしまうと、なかなか手放すことが出来なくなる銃、それがメルケル303ETなのです。