スプリング式空気銃のメリット/ディメリット①

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最近、スプリング式空気銃のお問い合わせが大変、多くなっております。プリチャージ式空気銃と比べるとお手軽なため敷居が低いと思われてのことだと想像します。

メールやお電話でスプリング銃についていただくご質問に答えておりますが、その内容を簡単にしたためてみます。

スプリング式空気銃の良いところを挙げてみます。

①頑丈である

一番のメリットは頑丈で故障が少ないことです。6〜7年くらい使うとバネが折れる場合がありますが、それでパワーが落ちても撃てます。何よりスチールの機関部、アウター銃身は頑丈そのもの。手元から落としたくらいで銃身が曲がることはありません。

②周辺機材が不要で手軽である

プリチャージ式(PCP)空気銃の場合は、射撃をする前に、銃本体のエアシリンダーに空気を充填しなければなりません。手押しポンプorスキューバタンクの準備、携行が必要です。常に空気の残量を気にしなければならないPCP空気銃とは異なり、スプリング式空気銃は銃単体で発射が完結します。

③1回のコッキングで1発射撃できる

シャープ・エースハンターでハトを捕獲するためには3〜4回、カモ、キジだと8回ほどポンプして空気を圧縮する必要があります。スプリング銃だと、重いけど1回のコッキングで済みます。

④お値段が安い

PCP空気銃だと25〜35万円がボリュームゾーンになります。スプリング式だと8万〜20万円になるので初期投資は少なく済みます。

ハッサン Mod.135スナイパー 5.5mmになります。このクラスになるとイノシシの止め刺しにも効果があります。

PCP空気銃と比較すると非力なスプリング式空気銃にはディメリットもあります。むしろ、スプリング式空気銃で狩猟を成功させるには「職人技」が求められます。それはまた次回に。